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味鋺駅

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味鋺駅
駅舎
あじま
AJIMA
KM13 上飯田 (2.3 km)
(1.4 km) 味美 KM11
地図
所在地 名古屋市北区東味鋺二丁目123[1]
北緯35度13分22秒 東経136度56分10.6秒 / 北緯35.22278度 東経136.936278度 / 35.22278; 136.936278座標: 北緯35度13分22秒 東経136度56分10.6秒 / 北緯35.22278度 東経136.936278度 / 35.22278; 136.936278
駅番号 KM  12 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 小牧線
キロ程 2.3 km(上飯田起点)
平安通から3.1 km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,616人/日
-2020年-
開業年月日 1931年昭和6年)2月11日[2]
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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味鋺駅
あじま
(1.1 km) 勝川口
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 勝川線
キロ程 0.0 km(味鋺起点)
開業年月日 1931年(昭和6年)2月11日
廃止年月日 1937年(昭和12年)2月1日
テンプレートを表示

味鋺駅(あじまえき)は、愛知県名古屋市北区東味鋺二丁目にある、名古屋鉄道(名鉄)小牧線である。駅番号KM12[1]

名古屋市営地下鉄上飯田線に接続するため、当駅の南方から上飯田駅までは地下線となる。駅施設はかつては名鉄が所有していたが、上飯田連絡線の建設に伴い駅が新築されて以降は上飯田連絡線株式会社が所有している。

歴史

  • 1931年昭和6年)
  • 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道が成立したことに伴い、同社の駅となる。
  • 1937年(昭和12年)2月1日 - 勝川線が廃止される[3]
  • 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[4]
  • 1963年(昭和38年)
    • 4月1日 - 駅員配置[5]名鉄産業の味鋺代行駅[6]、無人化時期不明)。
    • 4月8日 - 駅ビル(鉄筋5階建、2階以上は社員寮および一般アパート)使用開始[7]
  • 1988年(昭和63年)9月28日 - 列車交換設備を新設する[8]
  • 1996年平成8年) - 上飯田連絡線が着工される。
  • 1997年(平成9年)2月8日 - 味美駅方に二子信号場が開設されたことに伴い、当駅の交換設備を撤去し構内配線が単線に戻る。
  • 2003年(平成15年)3月27日 - 上飯田連絡線の開業とともに、現在の駅の営業を開始する。自動券売機、改札機、精算機を設置するとともに、トランパスの当駅における供用を開始する。
    • 前日までは現在地よりも南東に1面1線の仮線・仮設ホームが設置されていた。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」のサービス開始とともに、当駅での供用を開始する。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - 「トランパス」のサービス終了に伴い、当駅での供用も終了する。
  • 2018年(平成30年)10月1日 - 当駅より上飯田方面において敬老パス福祉特別乗車券のチャージ利用による後日払い戻しサービスを開始[9]

駅構造

相対式2面2線ホーム[10]橋上駅である。ホームの有効長は6両だが、通常は4両編成の列車しか停車しないため、犬山寄りの2両分は使用されていない。この駅と上飯田駅は名鉄が管轄しているが、上飯田連絡線所有のためか小牧線の他の駅とは異なり平安通方面が1番線、犬山方面が2番線になっている。

改札階から地上およびホーム階を結ぶ、改札内外兼用のエレベーターが設置されている[注釈 1]

この駅を境に信号保安装置が犬山方面はATS、平安通方面はATCに切り替えられる。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 KM 小牧線 上り 平安通ゆき[11]
2 下り 小牧犬山方面[11]

配線図

味鋺駅 構内配線略図

上飯田・
平安通方面
味鋺駅 構内配線略図
小牧・
犬山方面
凡例
出典:[10]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,035人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中105位、小牧線(14駅)中5位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,173人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中167位、小牧線(14駅)中9位であった[13]

『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『小牧市統計年鑑』各号等によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期
1949(昭和24)年度*384*879期間は1949年5月 - 1950年4月末[14]
1950(昭和25)年度*392*841期間は1949年11月 - 1950年10月末[15]
1951(昭和26)年度*519*1096[16]
1952(昭和27)年度5441104[17]
1953(昭和28)年度416836[18]
1954(昭和29)年度490980[19]
1955(昭和30)年度6171228[20]
1956(昭和31)年度6031206[21]
1957(昭和32)年度6141228[22]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度
1960(昭和35)年度
1961(昭和36)年度
1962(昭和37)年度
1963(昭和38)年度
1964(昭和39)年度
1965(昭和40)年度
1966(昭和41)年度
1967(昭和42)年度
1968(昭和43)年度
1969(昭和44)年度
1970(昭和45)年度
1971(昭和46)年度
1972(昭和47)年度
1973(昭和48)年度
1974(昭和49)年度
1975(昭和50)年度
1976(昭和51)年度
1977(昭和52)年度
1978(昭和53)年度1329791[23]
1979(昭和54)年度1247737[24]
1980(昭和55)年度1233730[25]
1981(昭和56)年度1218737[26]
1982(昭和57)年度1225729[27]
1983(昭和58)年度1179696[28]
1984(昭和59)年度1178671[29]
1985(昭和60)年度1168651[30]
1986(昭和61)年度1164648[31]
1987(昭和62)年度1147633[32]
1988(昭和63)年度10945962164[33]
1989(平成元)年度10825892142[34]
1990(平成02)年度10766022128[35]
1991(平成03)年度11286282235[36]
1992(平成04)年度10976092173[37]
1993(平成05)年度10205412025[38]
1994(平成06)年度9565011898[39]
1995(平成07)年度8884481763[40]
1996(平成08)年度8264011640[41]
1997(平成09)年度7863751560[42]
1998(平成10)年度7313721454[43]
1999(平成11)年度7233921439[44]
2000(平成12)年度6863721366[45]
2001(平成13)年度6323401260[46]
2002(平成14)年度6253231244[47]2003年3月27日地下鉄上飯田線開業
2003(平成15)年度11995132406[48]
2004(平成16)年度15598173107[49]
2005(平成17)年度17369743451[50]
2006(平成18)年度179810413573[51]
2007(平成19)年度185410803688[52]
2008(平成20)年度192011513814[53]
2009(平成21)年度189611543766[54]
2010(平成22)年度195812193895[55]
2011(平成23)年度196012493881[56]
2012(平成24)年度195313873876[57]
2013(平成25)年度203113434035[58]
2014(平成26)年度206113874097[59]
2015(平成27)年度215114684282[60]
2016(平成28)年度214714714268[61]
2017(平成29)年度222615494417[62]
2018(平成30)年度218815074351[63]
2019(令和元)年度218615124350[64]
2020(令和02)年度181613173616[65]
2021(令和03)年度3662[66]

* 千人単位からの概算値

上飯田連絡線の開業以降は飛躍的に増加した。

駅周辺

小さなロータリーはあるが、名古屋市営バス・名鉄バス等の路線バスの乗り入れはない。かつては名古屋市営バスが付近まで乗り入れていたが、上飯田連絡線の開業により乗り入れはなくなった。なお、市営バスの最寄バス停は駅から600mほど離れた水分橋または水分橋(南)である。

上飯田連絡線建設開始以前は小規模な商店が集まった大型の商業施設も見られたが、近年は一部を除き閉店している。

主な施設

隣の駅

名古屋鉄道
KM 小牧線
上飯田駅 (KM13) - 味鋺駅 (KM12) - 味美駅 (KM11)

脚注

注釈

  1. ^ 同様のエレベーターが大同町駅の名古屋方面ホームにも見られる。

出典

  1. ^ a b 味鋺駅”. 名古屋鉄道. 2017年7月12日閲覧。
  2. ^ 日本鉄道旅行地図帳編集部 2008, p. 50.
  3. ^ 日本鉄道旅行地図帳編集部 2008, p. 51.
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部 1994, p. 877.
  5. ^ 寺田裕一 2013, p. 258.
  6. ^ 総理府統計局 編『会社企業名鑑 昭和43年版』日本統計協会、1968年11月、1415頁。NDLJP:8312613 
  7. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部 1994, pp. 462, 643.
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部 1994, p. 1066.
  9. ^ 上飯田連絡線の上飯田駅~味鋺駅区間における敬老パス・福祉特別乗車券での利用のご案内” (PDF). 名古屋市健康福祉局 (2018年7月2日). 2018年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月19日閲覧。
  10. ^ a b 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ a b 味鋺(KM12)(あじま) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局 2014, pp. 160–162.
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部 1994, pp. 651–653.
  14. ^ 愛知県統計書. 昭和24年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和27年刊行』、愛知県、1952年、333頁
  16. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和28年刊行』、愛知県、1953年、317頁
  17. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、336頁
  18. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和30年刊行』、愛知県、1955年、312頁
  19. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和31年刊行』、愛知県、1956年、309頁
  20. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、326頁
  21. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、341頁
  22. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、385頁
  23. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、223頁
  24. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、229頁
  25. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、241頁
  26. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、225頁
  27. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、225頁
  28. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、243頁
  29. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、237頁
  30. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、225頁
  31. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、225頁
  32. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、227頁
  33. ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成元年版 第24回、1990年、60-61頁
  34. ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成2年版 第25回、1990年、54-55頁
  35. ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成3年版 第26回、1991年、54-55頁
  36. ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成4年版 第27回、1992年、54-55頁
  37. ^ 小牧市総務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成5年版 第28回、1993年、56-57頁
  38. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成6年版 第29回、1994年、56-57頁
  39. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成7年版 第30回、1995年、56-57頁
  40. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成8年版 第31回、1996年、56-57頁
  41. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成9年版 第32回、1997年、56-57頁
  42. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成10年版 第33回、1998年、56-57頁
  43. ^ 小牧市企画財務部企画課(編)『小牧市統計年鑑 平成11年版 第34回、1999年、56-57頁
  44. ^ 小牧市企画部情報管理課(編)『小牧市統計年鑑 平成12年版 第35回、2000年、56-57頁
  45. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成13年版 第36回、2001年、56-57頁
  46. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成14年版 第37回、2002年、56-57頁
  47. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成15年版 第38回、2003年、56-57頁
  48. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成16年版 第39回、2004年、56-57頁
  49. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成17年版 第40回、2005年、56-57頁
  50. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成18年版 第41回、2006年、56-57頁
  51. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成19年版 第42回、2007年、56-57頁
  52. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成20年版 第43回、2008年、56-57頁
  53. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成21年版 第44回、2009年、56-57頁
  54. ^ 小牧市企画部情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成22年版 第45回、2010年、56-57頁
  55. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成23年版 第46回、2011年、54-55頁
  56. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成24年版 第47回、2012年、52-53頁
  57. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成25年版 第48回、2013年、50-51頁
  58. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成26年版 第49回、2014年、48-49頁
  59. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成27年版 第50回、2015年、48-49頁
  60. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成28年版 第51回、2016年、48-49頁
  61. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成29年版 第52回、2018年、48-49頁
  62. ^ 小牧市情報システム課(編)『小牧市統計年鑑 平成30年版 第53回、2019年、46-47頁
  63. ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和元年版 第54回、2020年、46-47頁
  64. ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和2年版 第55回、2021年、46-47頁
  65. ^ 小牧市総務課(編)『小牧市統計年鑑 令和3年版 第56回、2022年、46-47頁
  66. ^ 令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月15日閲覧。

参考文献

  • 名古屋鉄道広報宣伝部 編『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年。 
  • 日本鉄道旅行地図帳編集部 編『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年11月18日。ISBN 978-4-10-790025-8 
  • 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年。ISBN 978-4777013364 
  • 名鉄120年史編纂委員会事務局 編『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年。 

関連項目

外部リンク